仕事で雑用ばかり任される…これってパワハラ?
雑用ばかりのせいでスキルが身につかない。今後のキャリアが心配
あなたはこのようなお悩みを抱えているのではないでしょうか?
実際、昨今の若手の間では、職場が緩すぎて自身のキャリアを憂いているという声がかなり増えています。
本記事では、新卒で仕事が雑用ばかりの理由や向き合い方、パワハラの可能性があるケースについて解説します。
是非最後までご覧ください!
この記事を書いた人
ご覧いただきありがとうございます。雑用を振られると「そのくらい自分でやれ!」と思っちゃいますよね。
- 某難関国立大学卒業
- 22卒ITベンチャー社員
- 2022年6月にブログ『フレコン』を開設
- 趣味:音楽を聴く/ブログを書く/noteを書く/YouTubeを見る
仕事が雑用ばかりの理由
仕事が雑用ばかりになる理由はいくつか考えられますが、それらの根底に大体共通するのは入社してから日が浅いということです。
新卒など、入社してから日が浅いと雑用が振られやすい
例えば新卒入社の場合、入社直後~数か月ではよく雑用を任されます。
任される雑用の例
- 来客時の会議室への案内
- お茶出し
- 資料の印刷
- 掃除
それ自分でやった方が早くない?
このように思う気持ちは非常に分かります。
まさしく筆者も、新卒入社後同じことを思っていました。
しかし、より細かく見ていくと、雑用が振られるのは以下のような正当な理由が存在するのです。
- スキルや経験不足のため
- チームの負荷分散のため
- 組織の仕組みや業務を学ぶため
以下でそれぞれ解説します。
理由①スキルや経験不足のため
仕事が雑用ばかりの考えうる理由1つ目は、スキルや経験不足のためです。
特に新卒は社歴が浅く、たいていの場合スキルや専門知識を持っていません。
基本的に組織は、社歴が浅い社員に対し徐々に業務の幅を広げるので、まずはより簡単な業務に従事させられるのです。
例えば新卒で急に「~の案件の資料作っといて」と言われても困りますよね。
よってスキルや経験がないうちは、こうなるのも自然といえます。
理由②チームの負荷分散のため
仕事が雑用ばかりの考えうる理由2つ目は、チームの負荷分散のためです。
チーム内での業務負荷を分散し効率を上げるため、一部の人に雑用や補助的な仕事が割り当てられる場合があります。
特に、多忙なチームやプロジェクトでは、経験豊富なメンバーが専門的な業務に集中するため、簡単な業務が回ってきやすいことがあります。
理由③組織の仕組みや業務を学ぶため
仕事が雑用ばかりの考えうる理由3つ目は、組織の仕組みや業務を学ぶためです。
雑用ばかりというと聞こえが悪いですが、基本的に全ては会社の利益向上に繋がっています。
資料の印刷も来客時の接待も、頼まれるのはその後に商談が控えているからです。
業務フローの欠かせない一部であることは間違いありません。
つまり、雑用により組織の仕組みや業務フローを体験しながら理解できるので、社会人経験が浅い方には勉強になるのです。
雑用ばかりの仕事への向き合い方
ここまで、仕事で雑用ばかり振られる理由について、以下を解説しました。
仕事で雑用を振られるのは…
- まだスキルや経験が不足しているため
- チームの負荷分散のため
- 組織の仕組みや業務を学ぶため
しかし、これを理解したところで素直に「はいわかりました。文句言わずテキパキやります」と言える人はほぼいません。
筆者も入社してしばらくは、そんなに素直ではなかったです。
そこでこの章では、雑用への向き合い方を解説していきます。
目的を理解しよう
雑用への向き合い方の1つ目は「目的を理解しよう」です。
誰しも目的・意味のないことはやりたがりません。
逆に言えば、雑用がなぜ必要でどのように組織に貢献しているのかを理解できれば、その役割を果たすことに達成感を感じることができます。
例:資料のコピーを任されたとき…
- 「これはどんな商談で使われる?」
- 「この資料を使ったプレゼンが上手くいくとどうなる?」
などを考えてみましょう。
積極的な姿勢を持とう
雑用への向き合い方の2つ目は「積極的な姿勢を持とう」です。
例えばあなたが部下を持って、コピーをお願いしたとします。
- 不満をたれながらただコピー機を操作している新人
- コピーを取る資料の内容に目を通して、「うちってこんなことやってるんですね」と言ってくる新人
どちらに好印象を抱き、どちらがより成功すると思いますか?
答えは無論、後者です。
雑用1つに対する向き合い方を変えるだけで、周りの人からの見え方が変わるだけではなく、事業理解や自己成長に繋がるということを理解しましょう。
いつまでも仕事が雑用ばかり
=パワハラの可能性
ここまでで解説した通り、新卒など社歴の浅さから雑用ばかり振られるケースは十分にあり得ます。
ただ、入社後しばらく経ってもずっと同じような雑用をやらされている場合、パワハラの可能性があります。
新しい仕事への熱意を見せながら半年経っても同じような雑務しかやらせてもらえない=パワハラの可能性
パワハラというと誹謗中傷や人格否定等のイメージがありますが、こうした嫌がらせに近いものも充分に当てはまります。
また雑用ばかりで専門的なスキルが身につかないと、あなた自身の将来のキャリアにも影響してきます。
誰でもできる雑用ばかりで何年も過ごし、いざ転職しようと思ったら何もスキルがない…というのは非常に恐ろしいです。
雑用ばかりの現状がいつまでも変わらず、自身の将来に危機感を覚えたら、まずは転職アドバイザーに相談することを検討しましょう。
こんな人におすすめ
- 雑用ばかりやらされていてスキルがついている実感がない
- 意欲はあるのに意図的に雑用しか振られない
- なんとなく今のままではいけないと思っているけど何をすればいいのか分からない
転職が一般的になっている現在では、経験豊富なアドバイザーが無料で相談に乗ってくれる機会が増えています。
中でも『20代の転職相談所』は、文字通り20代に特化した転職支援サービスであり、プロが転職に関わるマンツーマンのサポートを無料で提供してくれます。
成長の機会として貴重な20代を無駄にしないためにも、現状に一人で悩まず、まずは気軽にプロに相談してみましょう。
まとめ:ずっと仕事で雑用ばかりはパワハラの可能性
それでは、本記事のまとめです。
- 仕事で雑用ばかりなのはまだ社歴が浅いから
- 社歴が浅くないのにいつまでも雑用ばかりの場合、パワハラの可能性も
- 危機感を覚えたら、自身のために転職活動も検討すべき
最後までご覧いただきありがとうございました!
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