慣れないことばかりの新社会人。なかなか疲れが取れない…
土日は寝るだけで、過ぎるのがあっという間。日曜の夜が憂鬱。
慣れない社会人生活の中、次から次へと新しい仕事が降ってきて身体もメンタルも奮わない。
こんな負のサイクルに抗いたくとも、土日の休みは寝るだけ。あっという間に過ぎ去っていく。
社会人になり忙しい日々を過ごす中で、このようなお悩みを抱える方はかなり多いです。
そんなあなたに伝えたいのは、
- 疲れの原因を理解すること
- それを踏まえた対処法を取ること
以上2点の大切さです。
本記事では新社会人で疲れが取れないあなたのために、その原因と対処法を3つずつご紹介いたします。
是非最後までご覧ください。
~この記事を書いた人~
ご覧いただきありがとうございます!新天地に赴いた人は、たった一人で尚更しんどいですよね…。
- 旧帝大卒業
- 22卒ITベンチャー社員
- 2022年10月、就活生・新卒のためのブログ『フレコン』を開設
- 趣味はJPOPを聴くこと/ブログ執筆/読書/ランニング など
新社会人・新卒で疲れが取れない原因3選
新社会人・新卒で疲れが取れない原因は主に以下の3つであり、これらを理解することが対処への第一歩となります。
- 新しい環境への適応で生じるストレス
- 睡眠不足や不規則な生活
- プライベートのストレス
順に解説します。
原因1:新しい環境への適応で生じるストレス
1つ目の原因は、新しい環境への適応で生じるストレスです。
新卒の場合、学生から社会人になるという人生の大きな転換期を迎えています。
人生の転換期の例
- 学校でのクラス替えや進学
- 転校
- 新しいバイトを始めたとき など
こうした新しい生活環境に適応する際に、多少なりともストレスを感じるのは自然なことです。
ただ、新社会人になる際はこれらとは桁違いに大きく状況が変わります。
自分を取り巻く環境のすべてが変わると言っても過言ではありません。
新しい人間関係の構築や、仕事内容の理解、通勤に基づく新しい生活ルーティンの確立…
例を挙げればキリがありませんが、あれこれ様々なことに対応する必要がでてきます。
そしてこれらに順応するためのストレスがどんどん蓄積し、新卒ならでは疲れの原因の1つになっているのです。
筆者はやはり「人間関係のゼロからの構築」が疲弊の原因として大きかったです。
原因2:睡眠不足や不規則な生活
2つ目の原因は、睡眠不足や不規則な生活です。
これは1つ前でご紹介した「新しい環境への適応」と密接にかかわるものとなります。
新社会人になると対応すべきことが増え、それに応じて自らの睡眠時間や生活リズムが狂いがちです。
びっくりするほど帰宅してから寝るまでが短く感じますよね。
精神的な影響が強い周囲への適応に際するストレスとはまた異なり、身体的な意味でダイレクトに疲れを貯める原因となるため、注意が必要です。
原因3:プライベートのストレス
3つ目の原因は、仕事以外のプライベートでのストレスです。
新しい生活環境や社会的な役割の変化によって、家族や友人・恋人との関係に変化が生じることがあります。
プライベートのストレスの例
- 新社会人として自立したことで家族と連絡を取ることが減る
- 毎週のように遊んでいた友人となかなか遊べなくなる
- 恋人と会う頻度が減る・喧嘩が増える など
こうして職場での疲労に加えてプライベートのストレスも蓄積してしまい、休まるところがなく、ますます疲れを感じてしまうというわけです。
ここまでで、新社会人・新卒で疲れが取れない原因を3つ解説しました。
次の章では取れない疲れへの対処法をご紹介します。
疲れが取れない原因に1つでも心当たりがあるあなたは是非参考にしてみてくださいね。
疲れが取れないときに試してほしい3つの対処法
先の章では、新社会人で疲れが取れないと感じる原因に以下のようなものがあると解説しました。
新社会人・新卒で疲れが取れない主な原因
- 新しい環境への適応で生じるストレス
- 睡眠不足や不規則な生活
- プライベートのストレス
原因を理解したところで、次は取れない疲れへの対処法を3つお伝えします。
すぐに実践できることばかりです!
対処法1.これは自然なことだと自分に理解させる
1つ目の対処法は、新卒で疲れが取れないというのは自然なことなんだと理解させることです。
疲れに直接働きかける方法ではなく、マインドセット的な対処法になります。
あれこれストレスに対して闘おうとするのはかえって心が疲れてしまいます。
そうではなくまずは、「わたしって今めちゃくちゃ疲れてるけど、これって自然なことなんだな」と思えるようになりましょう。
そうすると、「じゃぁどうする?」と解決の方向に気持ちをの舵を切りやすくなります。
慣れない業務に追われ、心身ともに弱っていると、自分を俯瞰できなくなりがちですよね。
半ば自己暗示のような形になりますので、そんなの難しい・納得できないという方もいるかと思います。
そんなときは、気の許せる同期や先輩、付き合いの長い昔からの同年代の友達に近況を聞いてみてください。
きっと同じことを思っているはずです。
さらに、実際にそれを聞くことで、自分だけではないということを強く実感して安心することができます。
対処法2.「絶対に何もしない」という休日を作る
2つ目の対処法は、意図的に「絶対に何もしない」という休日を作ることです。
新社会人の場合、環境の変化とともに私生活の中でも、無意識のうちについ変化を求めがちです。
しかし、ときには「今日は何もしなかったな」という日も必要です。
ここで大事なのが「何もできなかった」ではなく「自分の意志で何もしなかった」という部分です。
やり遂げようという気持ちを徹底的になくすのがポイントで、遂行の意識があると罪悪感を感じ、余計ストレスになってしまう可能性があります。
頭を空っぽにして、一見無為(自然のまま)のような一日を過ごしてみると、精神的な疲れが和らぎます。
この対処法は、完璧主義とか義務感の強い人にこそおすすめです。そんなに気張らなくて大丈夫!と思えますよ。
対処法3.早寝早起きと睡眠時間の確保
3つ目の対処法は、早寝早起きをし、十分な睡眠時間を確保することです。
結局睡眠かよ!と思いましたか?そう、結局大事なのは睡眠なんです。
あなたも既にご存じかもしれませんが、夜更かしや睡眠不足、不規則な睡眠は日常生活のパフォーマンス及び心身への疲労にダイレクトに影響します。
- 「〇時間睡眠を×日続けると、徹夜している状態と同程度のパフォーマンスになる」
- 「平均睡眠時間が〇時間未満の人は、病気のリスクが×%上昇する」
この手の話、もう何十回も何百回も聞きましたよね。
要するに「睡眠が大事」というテーマがこれだけ見聞されるということは、よく寝ることが本当に大事なんだということです。
ではなぜいつの時代になっても「寝た方がいい!」という助言が続いているのでしょうか?
それは、実行に移せる人が実際には少ないからです。
「毎日23時に寝て、6時に起きましょう!そうすると体に良いです」と言われて、実行できる人はそうそういません。
つまり、習慣化とは言わずまずは数回でいいのでとりあえずよく寝ましょうという話です。
もちろんみんながみんなそれだけですべて解決という訳にはいきません。
しかし案外、「いっぱい寝たら楽になった!」という単純なケースも少なくありません。
近道のようで遠回りになりがちなこの方法ですが、その効力は折り紙付きです。
是非これを読んでいただいた今日だけでも、1時間早く寝てみてはいかがでしょうか?
どうしても疲れが取れない。そんな時の最終奥義
なにをどうやっても疲れが取れない。心身疲労しきって何もできない…
このようなケースも実際には存在します。もしかするとあなたもこの状態ではないでしょうか?
残念ながら社会は健全な職場のみではありません。
いわゆるブラック企業等に勤めた結果、激痩せしてしまうなど明らかな身体的影響が出る場合もあります。
そうした場合、是非ためらわずに退職することを考えてください。
何よりも大切なのは紛れもなくあなたの心身の健康です。新社会人などいくらでもやり直しがきくので、自分を優先してください。
退職というと大ごとに感じ、揉め事にもなりそうと思うかもしれません。
その際は、退職代行サービスの利用を検討してみるといいでしょう。
労働組合によって運営される『退職代行ガーディアン』を使えば、今日から出社せずに退職が可能です。
繰り返しになりますが、最優先すべきはあなたの心身であり、仕事ではありません。
ましてや新社会人の場合、この先いくらでも楽しい・やりがいがある・辛くない仕事に出会えます。このことを忘れないでください。
まとめ:疲れが取れない原因を理解し改善!
それでは、本記事のまとめです。
- 新社会人で疲れが取れない原因は、
「新しい環境への適応ストレス」
「睡眠不足や不規則な生活」
「プライベートのストレス」 - 疲れが取れないと感じるときの対処法は、
①自然なことだと理解
②「絶対に何もしない日」を作る
③十分な睡眠をとる
この記事が、新社会人になりお疲れ気味なあなたの心身を少しでも休めるきっかけになれば幸いです!
最後までご覧いただきありがとうございました。
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