新卒は4月に給料が出ない？その理由と対処法

就職してから初めてもらう給料、すなわち初任給ですが、会社によっては4月にもらえないことがあります。

引っ越しや一人暮らしの準備等、お金が必要な時期に給料がもらえないのは大きな問題ですよね。

本記事ではその理由と対処法について解説します。

是非、最後までご覧ください。

新卒の4月に給料が出ない場合がある理由

結論、4月に給料が出ない場合がある理由は、会社の就業規則にある「締め日」と「支払日」によって支払いのタイミングが変わるからです。

締め日と支払日とは

締め日とは、給与や請求書などの支払いや請求の期限を決めるための日付です。

通常は月末や月初めなどの定められた日に設定されます。

例えば、月末が締め日の場合、その日までに提出された給与明細が翌月の給与支払いの対象となります。

支払日とは、締め日までに提出された給与明細や請求書などに基づいて、給与や請求金額を支払う日付です。

支払日は締め日の数日後や翌月初めなど、企業や組織によって異なります。

この締め日と支払日は会社ごとに定められています。

よって初任給が4月に入る企業、5月に入る企業、さらには6月に入る企業など様々なケースが発生するのです。

4月に給料を貰えるか確かめる方法

あなたが新卒で、4月に給料を貰えるか確かめたい場合、下記2つの方法で確かめることができます。

①就業規則で締め日と支払日を確認する

1章でお伝えした通り、締め日と支払日さえ分かれば、あなたの初任給がいつ入るかはすぐに分かります。

これらは基本的に会社の就業規則に書いていますが、見当たらない場合は、採用時の雇用契約書にも目を通してみましょう。

②経理担当や上司に直接聞いてみる

規則や契約書は細かいため、目を通すのが大変といった場合には、経理担当や上司に直接聞いてみるのが一番早いです。

入社間もないため、声をかけるハードルが高いと感じる可能性もありますが、逆にコミュニケーションで関係性を深めるチャンスでもあります。

4月に給料が出ない場合の対処法

初任給が4月か5月かの違いは、新生活で経済的に苦しいと感じている新卒の方にとっては大きな問題です。

4月に給料が出ない場合、以下のような対処法で乗り切ることを検討しましょう。

①給料の前払いができないか確認してみる

給料の前払いができないか確認してみましょう。

給料の前払いとは、本来の給料日よりも先に会社から給料を振り込んでもらうことです。

前払いの可否はもちろん会社によって変わりますが、会社の制度によって生活が困窮していることは間違いないので、一度掛け合ってみるのは一つの手です。

②親にお金を借りる

本当に生活が苦しい場合は、親に頼んでお金を借りましょう。

一人の社会人として自立した以上、ためらわれる選択肢ですが、家賃や光熱費が払えない、食費がなく生活していけないといった場合は親に頼んでお金を借りるのも検討に値します。

友人に借りると、どんなに仲が良くてもトラブルのもとになりかねないので推奨しません。

またキャッシング等も余計な利息を発生させ、さらに生活を困窮させる原因となり、負のスパイラルを生む可能性があります。

まとめ：新卒は4月に給料が出ない場合もあるので注意

それでは、本記事のまとめです。

最後までご覧いただきありがとうございました！

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